30Kg減を体験して

私自身はダイエットをしたつもりはありません。でも、天城に配属になってからドンドン痩せてしまい、85Kg位の体重が、一時は52Kgにまで減ってしまいました。天城で開催させるセミナーでは食事が良く、通常は太ると言われているのに痩せていく。「なんでやねん」ということなのですが、これは健康に関して、少し気を遣った結果なのです。ただ、これらの内容は簡単に実践できるものではないかも知れないと思い、今まではあまり公表していませんでしたが、こんなことしているバカがいるんだというネタの紹介くらいの価値はあるのかなと思い、綴ってみます。どうぞ軽い気持ちでお読みください。

太る体質ですか?

この質問に即答で「はい」と答えていました。
 結婚した当初は、妻も張り切って夕食を作ってくれます。一方、独身時代に夕食は会社で食べるという週間も止めきれず、1日4食の生活を続けました。(夕方には会社で食事、帰宅してからもう一食です)
その結果「目指せ0.1トン倶楽部」でした。体重は95Kgになり、ウェストも90センチを越え、通常の売り場では買えない体型になってしまいました。デブ専用の売り場に行かなくてはいけないというのは、結構ショックでした。(私の身長は181センチですので、この体重は太りすぎなのです)
その後、妻に事情を話し、夕食は会社で食べるので作らなくても良いというようにして、なんとか体重を85Kgくらいに定着させました。
本来なら、会社の食事を止めて、妻との食事をと思うのですが、当時の私は空腹には耐えかねてしまい、午後6時に食べないと何もできないという状況でした。ついでに、帰宅は終電を利用ですので、それまで食べずに、帰宅後食べてすぐ寝るというのは、よろしくないという判断をしました。新妻の食事をつくるというやりがいを奪ってしまって、今考えると「申し訳ない」と思います。

10年前の私

新婚時の0.1トン倶楽部から脱却してからは、安定して体重は85Kgくらいを維持していました。この体重ですので、多少の増減はありますが、大きな変化もなく、脇腹についた脂肪をつかんで、これは一生このままなのだろうなぁと思っていましたし、それが悪いこと、嫌なことと言う認識もありませんでした。つまり、あるがままを受け入れている状況であり、健康とか体型とかに関しては特別な思い入れがなかった時代時でした。

きっかけは1冊のビジネス書

あなたは「7つの習慣」をご存じですか。この本を読んだことがないという方もタイトルくらいは聞いたことがあるかと思います。
その日本語訳本著者ジェームス・スキナーの「成功の9ステップ」を読んでいくと、こうすれば健康になるというくだりがありました。
この本はビジネス書であり、当時の私は健康についてそれほど興味も無く、ボーッと読んでいたのですが、こうすれば健康的になるという箇所がとても印象的で、即実践してみようと思ってしまいました。
これが今の私の「健康オタク」の始まりです。
ここでのキーワードは「健康になる」です。決してダイエットなど体重を減らすことが目的ではなかったことがかえって私のオタク精神を刺激してしまいました。当時も今も体重の増減はあまり気にしていませんので、ダイエットのためと言われたから、恐らく実践していなかったと思います。

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先ず実践したこと

その本では健康的になるための項目をいろいろ書かれていたのかもしれませんが、その後私が実践したことを紹介します。これで体重も減りましたし、健康的になったので、細かいことは良いかなと勝手に思っています。

朝ご飯を抜く

午前中は、何の周期か忘れましたが、午前中は「排出の時間帯」なのだと言います。つまり、この時間帯には食べてはいけないのです。
そんなこと言われても、朝食をとらないと、お腹が空いて仕事どころではありませんよね?そのような方は、果物を食べなさいというのがジェームスのガイドです。排出の時間帯では有馬が、果物は消化が良く、食べてから20〜30分で消化されるので「排出の時間帯」で食べても問題ないのです。

肉を食べない

詳しい理由は忘れてしまいましたが、肉は食べては駄目だとありました。子どもの頃は鯨の肉、関西在住時には牛肉、そして今では豚肉を日常的に食べていますが、この本を読んで、やってみようと思ったときから肉食は結構減らしました。当時息子が妻に囁いた言葉は「お父さん、どうしてウサギみたいな食事しているの?」というものでした。夕食と言えば、レタス・キャベツなどの葉っぱ物を中心にサラダのようにして食べていました。大皿に野菜を盛って、黙々と食べるという感じで、妻からは「そんに食事で満足できるのか」といつも言われていました。
私としては、例え制限があっても、「何かをやっている自分が好き」というのがベースにあるため、あまり苦にせずに実践できました。
もう一つは後述するマクガバン・レポートです。これを読むと癌と動物性タンパク質の関係が書かれており、積極的に食べたいとは思わなくなりました。
 ただ、仕事である天城でのセミナーでは、当然のように肉がでてきます。夕食はフルコース、昼食ではビーフカレーとなっております。
 今では肉の制限をしていないので、問題ないのですが、当時はフルコース時には肉の提供はなくしてもらいました。皆さまが肉を食べている時間は、その前の魚料理を倍の時間をかけて食べることでごまかしていました。ビーフカレーは肉抜きにしてもらったのですが、気を遣っていただき野菜カレーとかシーフードカレーにしてもらったりしていました。

珈琲を飲まない

理由はカフェインで、珈琲は体に悪いと書かれていました。素直な私は「あぁ、珈琲は体に悪いんだ」と思ったときから珈琲は苦くて飲めなくなりました。飲みたいのに我慢するのではなく、飲みたくなくなるような味覚になったのです。ほんと、便利な体だと思います。
珈琲を飲まないもう一つの理由
もう1点、珈琲を飲まない理由があります。献血には良く行く方なのですが、献血できるかどうかのチェックがあり、その値が毎回微妙なのです。あるとき、その値が基準値を下回ってしまいました。その時に医師からの指導が「食後の珈琲は止めなさい」折角食べた濃くするための栄養が珈琲を飲むことで阻害されてしまうとのことなのです。このため、今でも珈琲は食後暫くしてから飲むようにしています。

ついでに実践したこと

硬水を飲む

「健康になる」と書籍を読んで試しているときに、その他の書籍も記にやって読んでいました。その一つが水に関する本。水博士なる人がいて、いろいろと調査をしたところ、硬水が良いという結果になったとのことです。ミネラルを水からも得ましょうと言うことです。日本で手軽に入手できる硬水は「エビアン」と「ビッテル」です。
今回改めて当時読んだ本の著者「藤田紘一郎氏」のコラムを読んでみると「起きたときには冷たい軟水」「日中は硬水、ダイエットを意識するなら超硬水」「風呂上がりに硬水」「寝る前には軟水」と飲み分けるようにアドバイスしていました。1日2.5〜3リットルを少しずつのみ、小腹が空いたときには間食ではなく、水を飲むことを進めています。水を飲むことで胃の酸性度が下がり、脳に「満腹信号」としてつたわるからです。

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西式甲田療法

結構強烈な方法です。
朝食は青汁。昼食・夕食は玄米の粉をペースト状にした物と根菜、葉野菜と食べることを楽しみにしてはいけないというようなもの。元々はご自身が難病にかかり、それを直すために実践したことなので、とても厳しい内容になっています。流石にこれを真似ると寂しい気持ちになると思いましたが、午前中は排出の時間帯ということはスキナー氏の言っていることと同じと思い、自信を持って朝食を抜くようになりました。同様に肉を食べないということも進めることとなりました。
サンプラザ中野さんはこれを実践しており、スリムな体型(ガリガリ?)をキープしています。

乳がんと牛乳

最近、芸能人などで良く話題になる乳がん。遺伝だとか言われていますが、こちらの本には興味深いことが書かれています。
癌になった科学者(医者ではない)が再発を繰り返すうちに、どのようにしたら状況が変わるのか、自分自身で試した結果、牛乳などの乳製品を止めると治っていくというものです。本人だけではなく、同じく乳がんになっている人にも試してもらったところ回復しました。
 私は乳がんになることは先ず無いと思ってはいますが、これ以外の書物でも牛乳は良くないとあり、積極的には飲まないようにしています。

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葬られた「第二のマクガバン報告」

チャイナ・スタディとも言われるマクバガンのレポート。動物性タンパク質を取り過ぎると癌が成長するというデータに基づいた報告です。ただ、この結果は牛乳や肉の関係業界からは困った結果であることから、医者・政治家などから圧力をかけ、あたかも無かったかのごとく扱われている物です。
この本を読んで、私はますます肉から離れていくこととなりました。そして、自分が癌になったら、絶対にベジタリアンになるぞと心に誓いました。

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ある医者の著書から

調味料に金をかける。西式甲田療法などはとても厳しい制限があります。ある医師の著書には「彼らは自身が難病になり、それを乗り越えた方法を伝えています。私はそのような体験はありません。ただ、それらの療法は材料を入手するのが困難であったり、調理などが難しかったりで続けるのが困難なことが多いです。そこでお勧めなのは調味料にはお金をかけ、その他の食材は旬のものを安く入手することを勧めております。塩、醤油などは奮発して購入しても長い間使えることを考えると、財布の負担も少ないので、とても良い考え方だと思います。

その結果

最後とのトドメとして(?)1日1食を試したところ、体重はドンドン減り、52Kgにまでなりました。ひと言で言うと骨川筋衛門。ウェストは68cmで、凹んでいるような状況になりました。
ちょうどこの頃、IBMユーザー研究会のイベントであるiSUC(アイザック)の関係者から「今年の大会には高尾を招待しよう」と真剣に検討されたと聞きました。理由は「きっと癌か何かの病気で、余命わずかのはず」というものでした。
流石に家族からも「病気かも」と考えられてしまい、病院に行くこととなりました。いろいろと診断されたのですが、その結果は「もっと食べろ。食べないから痩せるんだ。あと20Kg増やせ」ということでした。

今では

健康オタクになってしまい、健康にはこれが良いと言われるとついつい試してしまいます。そうです、「やっている自分が好き」という状況になってしまいました。
最近読んだのが、「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」。今まで実践してきたことがことごとく否定されており、とても興味深い内容でした。この内容を実践するにあたり、今までの自分の体験と対比させたいと思って書いています。「最強の食事」は私にとってはわかりにくい実践しにくい内容となっています。それを実践しやすくまとめてみようと思っています。

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