ひとりの医師がミャンマーでの医療活動について語るブログを集めたもの。単なる日記ではなく、端々に海外での医療についても強い想いやそれに続く後輩に対する決意やメッセージなど、医療に従事していない人にも強く響くメッセージばかり。今、自分は生きていて恥ずかしくないのかと自問自答してしまう。そして、変わらなければと強く思う。別の書籍か講演、或は報道などで吉岡医師の活動を知ってから読むべき。そうでないと、強いメッセージの意味がわからないのはないか。

死にゆく子どもを救え―途上国医療現場の日記