CARDANOプロジェクトのADAコインを開発をリードしている、チャールズ・ホスキンソン。TEDで暗号通貨のテーマでは、チャールズが代表して講演を。(つまり暗号通貨の世界では代表的な人ということになります)

内容はビットコインではなく、チャールズが手がけた「イーサリアム」(ビットコインに次ぐ第二位の取引額)や、今開発している「エイダ」コインの機能についてが中心となっています。

また、チャールズの夢である貧困層にも信用と通貨をという想いも語られています。
日本では銀行口座を持っていない人はいません。子どもも持っていますよね。でも、貧困国では……

銀行口座などはほとんどの人が持っていません。逆にスマホは9割以上の人が持っています。日本はまだガラケーを使っている人がいますので、日本よりもスマホの割合が高いのです。

チャールズは、このスマホを銀行のように使えるようにしたいという夢があります。

エイダコインはゲームやインターネット・カジノで使われるようになり、そればかりが注目されがちですが、チャールズの視界には、この貧困層のための銀行がハッキリと見えているのでしょう。講演時間は逐次通訳のため、短い時間でした。ひょっとしたら、まだまだ彼の考えの一部しか明らかになっていないのかもしれませんね。